2018年08月22日
おしらせ
日本食品科学工学会第65回大会での研究発表のお知らせ
日本食品科学工学会第65回大会での研究発表のお知らせ
2018年8月22日(水)~24日(金)に東北大学で開催される日本食品科学工学会第65回大会において、「フコースの肥満抑制効果」および「フコースまたはN-アセチルグルコサミン(NAG)の摂取が腸内有機酸産生に与える影響」に関する研究成果を発表します。
演題1: |
フコースの経口摂取が体組成に与える影響 (発表者:研究開発部 伊東美保) |
要旨1: | フコースは、褐藻類のフコイダンなどの構成糖に認められるほか、ヒトの母乳などに遊離の状態で含まれる単糖としても明らかにされています。本研究では、海藻由来のフコースの経口摂取がヒトの体組成に与える影響について評価することを目的として、成人男女45名を対象として無作為化二重盲検並行群間試験を実施しました。結果、フコース高用量群では、対象群と比較して体脂肪率および皮下脂肪率の低下傾向がみられました。更に脂肪量の測定では、対象群と比較してフコース低用量群、高用量群の両群で試験食摂取後の内臓脂肪量が有意に低値となることを確認しました。 |