2016年10月07日
おしらせ
紅茶成分「テアフラビン」をウイルス感染予防製品へ販売強化
紅茶成分「テアフラビン」をウイルス感染予防製品へ販売強化
抗ノロウイルス作用に関する実施権取得!
当社は、テアフラビン類配合の抗ウイルス製品への展開を強化します。 テアフラビンにはかねてよりインフルエンザウイルス不活性化作用が知られていましたが、このたび、静岡県のファルマバレープロジェクト※により、ノロウイルスに対しても感染抑制作用を持つことが明らかとなりました。 現在推奨されている感染予防処理は、次亜塩素酸ナトリウムや加熱によるもので、手指など人体には使用できません。対して、テアフラビン類は、食品素材由来のため、ハンドソープや不織布、のど飴などとして人体に直接塗布および食することが可能です。小さなお子さまからご高齢の方まで安心・安全に使用していただける抗菌・抗ウイルス作用衛生用品への幅広い展開を行い、3年後には年間3,000万円の売上を目標としております。 | |
なお、テアフラビン類のノロウイルスに対する作用について一般社団法人 ファルマバレープロジェクト支援機構と共同で特許出願しており、同時に本発明を優先的に実施する権利を当社が取得しています。 2016年10月6日には静岡県環境衛生科学研究所の記者会見で、テアフラビン類の抗ノロウイルス作用の研究結果について、科学誌「The Journal of Antibiotics」へ掲載が決定していることが発表されました。記者会見の内容につきましては、以下リンク先に公開される予定です。 (リンク先情報:http://www2.pref.shizuoka.jp/all/kisha16.nsf/webDateView) ※ ファルマバレープロジェクト(富士山麓先端健康産業集積プロジェクト)とは、静岡県が県東部地域を中心に医療健康産業クラスターの形成を目指し、推進しているものです。(公財)静岡県産業振興財団ファルマバレーセンター・(一社)ファルマバレープロジェクト支援機構は、このプロジェクトの中核支援機関です。 |
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