2015年11月06日
おしらせ
”味”に重点をおいたエキス調味料「ETシリーズ」を新発売
”味”に重点をおいたエキス調味料「ETシリーズ」を発売
当社はこれまで、食品素材から調味成分の抽出技術を追求し、”香り”に特徴を持たせたエキス調味料の製造・販売で多くの得意先様に評価をいただいています。 この度、かねてから検討していた食品素材の”味”に重点をおいたエキス調味料「ETシリーズ」の販売を開始しました。今回発売する製品のラインナップは「鰹節」「昆布」「煮干」の3種類。タンパク質や多糖類を分解する酵素を探求してきた成果で、これにより、素材が持つ”味”の成分をしっかり取り出し、コクや旨みのアップを実現しました。 | |
食品の味には、食べた際に直ぐに感じる味と、口の中に残る味があり、研究によってそれぞれの関与成分が分かってきていますが、素材毎にそれらの間をつな ぐ味があって”おいしさ”が形成されています。この中間をつなぐ味を”中味(なかあじ)”といいますが、ここに重点をおいたエキス調味料が「ETシリー ズ」です。 ポイントは酵素処理で、酵素および条件選定を探求することにより、酵素の効きにくい昆布においても旨み・コクをアップすることができました※。 通常、各食品メーカーが独自に”おいしさ”を追求する中で、化学調味料や蛋白加水分解物で補っていたコク・厚みなどの中味を、素材そのものから取り出した 本品で、バランスを崩すことなく表現できるようになります。発売を前にサンプル展開した中で、既に高評価を頂いた取引先もあり、加工食品メーカーをはじ め、外食・中食市場をターゲットに製品の提案を強化していきます。 | ※昆布エキスの味覚センサーの結果 (酵素なしを基準) |
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