掛川新工場の建設に環境格付融資を活用
当社は2月4日、公益財団法人日本環境協会の「環境配慮型融資利子補給金事業」を活用した「環境格付融資」※を格付指定金融機関である静岡銀行を通じて受けることになりました。
この事業は、格付指定金融機関による環境格付を取得した企業が、CO2排出量の削減(3年以内に3%、もしくは5年以内に5%の改善、総量または原単位)を誓約した場合、設備投資資金について、国が3年間にわたり貸付金利の3分の2(上限1%)の利子補給を行うものです。当社はこの環境格付で E-1-1(先進的な水準)の評価を取得し環境格付融資を受けることになりました。
今回の融資は、BCP(事業継続計画)の一環で現在掛川市の新エコポリス第2期工業団地に建設を進めている掛川新工場の建設資金が対象です。新工場は最新鋭設備の導入によりCO2排出量の削減を計画しており、具体的な取組みとしては
・LPGからLNGへの燃料転換によるCO2排出削減
・ハイブリッド型スプレイドライヤーの導入
・断熱パネル、LED照明、高効率空調の設備の導入
などを予定しております。
なお、当社はCO2排出削減の活動として、上記新工場の取り組み以外にも、既存の工場や事業所において電力デマンド監視システムの導入や活性汚泥法による排水浄化、ハイブリッド車の導入、照明のLED化などを進めており、環境対策を積極的に実施しています。
※「環境格付融資」とは環境経営評価のためのスクリーニングシステム(環境格付システム)によって企業の環境経営度を評点化し、これにより環境に優れた企業の選定を行い、得点に応じて金利の優遇条件を設定するものです。環境経営度の主な評点化項目は、CO2排出量の削減、環境配慮製品・サービスの実績、リサイクル、コンプライアンスなどです。
建設が進む掛川新工場(2014年9月稼働予定) |
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