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2010年03月08日 粉末食品製造の大型装置CVD2号機を導入

粉末食品製造の大型装置CVD2号機を導入


当社はこのほど、掛川市国安の大東工場内に大東第6工場を建設し、粉末食品を量産できる連続真空乾燥装置(CVD)を新たに設置しました。粉末食品の需要増に対応するもので、この装置導入によりCVD製品の売上倍増を目指します。

今回導入したCVDは長さ約16メートル、直径2.8メートルの大型装置。減圧下で乾燥することにより、原材料の持つ風味を残し、水に溶けやすい性質の製品を造ることができます。これが加工食品の原料となる果汁粉末などの製造に適しています。

当社では、CVD製品の需要がここ数年、増加しているため、現在あるものと同規模の装置を1機増やして、能力アップを図ることになったものです。

この装置を導入するために新設した大東第6工場は、3階建て、延べ床面積591m2。建物建設費にCVD増設費を加えた総投資額は5億6千万円です。4月から本格稼働の予定で、2010年度の当社CVD製品の売上額は、前年比1.5倍の15億円と見込まれます。
 新たに設置された連続真空乾燥装置2号機
新たに設置された連続真空乾燥装置2号機



※CVD:連続真空乾燥装置(Continuous Vacuum Dryer)。この装置による粉末食品の年間生産能力は約700t。

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