2006年09月22日
鮪兜(まぐろかぶと)スープを商品化を公表
鮪兜(まぐろかぶと)スープを商品化
第1回ラーメン産業展に初出品
当社は、マグロの頭から深いコク味のあるスープを製造することに成功し、近く「鮪兜スープ」として商品化すると、9月22日発表しました。販売先は食品加工業や外食産業などですが、当社は「このスープがラーメン業界などに新たな和風テイストブームを巻き起こすことになれば‥‥」と期待しています。
マグロの頭は「鮪兜(まぐろかぶと)」と呼ばれ、ほんの一部が日本料理の「鮪兜焼き」となったり、DHA(ドコサヘキサエン酸)の抽出原料として使われたりしていますが、これまで、あまり利用価値は認められていませんでした。しかし、当社はこれをスープにしたところ、カツオとは異なるコク味と旨味のあることを確認し、特有の生臭みを抑えて製品化にこぎつけました。
鮪兜スープの成分分析の結果、生体内で重要な働きをするコラーゲン由来のたんぱく質やアミノ酸の一種であるタウリン、ヒスチジンなどの含有率が高く、アンセリンもカツオエキスと同程度含まれていて、健康指向のスープであることが分かりました。
マグロの頭を原料とした濃厚スープは業界では珍しく、当社は9月27日から3日間、横浜市のパシフィコ横浜で開かれる「第1回ラーメン産業展」に、このスープを出品します。
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