2023年3月期 第3四半期の連結決算は増収減益
当社は3日、2023年3月期 第3四半期(2022年4月~2022年12月)の連結決算を発表しました。
連結売上高につきましては、調味料及び機能食品の販売は減少したものの水産物の販売が伸長したことから、97億43百万円(前年同期比4億30百万円、4.6%増)となりました。利益面につきましては、製造コスト上昇に伴う販売価格の改定や生産性改善への取組みを行っているものの、足元の更なる原材料価格、燃料動力費の上昇に伴い採算性が悪化したほか、販売費及び一般管理費においても積極的な事業展開を見据えた人材確保に伴う人件費の増加、コロナ禍で削減していた広告宣伝費及び旅費交通費の増加、先行投資としての試験研究費の増加等の影響もあり、連結営業利益は2億99百万円(同2億66百万円、47.0%減)となりました。また、連結経常利益は、3億41百万円(同2億88百万円、45.8%減)となったほか、特別利益の投資有価証券売却益が前年同期比4億71百万円減少したこと等により親会社株主に帰属する四半期純利益は2億1百万円(同5億56百万円、73.5%減)となりました。
セグメント売上高のうち、調味料は、市場伸長が高い昆布・エビ調味料の販売強化や販売価格の改定に取り組み、液体調味料の販売は伸長した一方、粉体調味料の販売が減少しました。その結果、調味料セグメントの売上高は、49億59百万円(前年同期比2百万円、0.0%減)となりました。
機能食品は、機能食品は主力商品の苦戦が続いており売上高が減少したほか、機能性食品素材は注力素材のアンセリンが堅調に推移したものの他の製品群の販売が低下したことにより売上高が減少しました。その結果、機能食品セグメントの売上高は、20億41百万円(同49百万円、2.4%減)となりました。
水産物は、継続する原料価格の上昇に伴う販売価格の改定による影響により製品販売は伸び悩みましたが、海外仕入による商品販売や本鮪等の原料販売が伸長したほか、台湾・香港向け海外販売が増加したことにより売上高は増加しました。その結果、水産物セグメントの売上高は、19億67百万円(同4億90百万円、33.2%増)となりました。
その他は、その他商品の販売が減少し、その他セグメントの売上高は、7億74百万円(同8百万円、1.1%減)となりました。
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