2024年3月期 第2四半期の連結決算は減収減益
当社は2日、2024年3月期 第2四半期(2023年4月~2023年9月)の連結決算を発表しました。
連結売上高につきましては、調味料、機能食品及びその他セグメントの売上高は増加したものの水産物セグメントの売上高が減少したことから、65億13百万円(前年同期比78百万円、1.2%減)となりました。利益面につきましては、販売費及び一般管理費の経費削減のほか、製造コスト上昇に伴う販売価格の改定や生産性改善への取組みを行っているものの、原材料価格等の上昇や取引先との値上げ交渉の妥結の遅れに伴い採算性が悪化したことから、連結営業利益は69百万円(同88百万円、55.8%減)となりました。また、連結経常利益は、94百万円(同90百万円、49.1%減)、親会社株主に帰属する四半期純利益は45百万円(同60百万円、57.0%減)となりました。
セグメント売上高のうち、調味料は、市場伸長が高い昆布・エビ調味料の販売強化や販売価格の改定に取り組み、液体調味料、粉体調味料の売上高が増加しました。その結果、調味料セグメントの売上高は、33億27百万円(前年同期比1億29百万円、4.0%増)となりました。
機能食品は、主力商品の苦戦が続いているものの、機能性食品素材は注力素材であるアンセリンが堅調に推移したことなどから売上高が増加しました。その結果、機能食品セグメントの売上高は、14億28百万円(同8百万円、0.6%増)となりました。
水産物は、韓国・台湾向け海外販売が好調に推移した一方で、国内向けでは外食・量販ともに需要低迷、販売価格競争等により低調な販売となりました。その結果、水産物セグメントの売上高は、10億86百万円(同3億78百万円、25.9%減)となりました。
その他は、その他商品の海外向け販売が伸長し、その他セグメントの売上高は、6億71百万円(同1億62百万円、31.9%増)となりました。
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