2024年3月期 連結決算は増収減益
当社は9日、2024年3月期 (2023年4月~2024年3月)の連結決算を発表しました。
連結売上高につきましては、水産物セグメントの売上高は減少したものの調味料、機能食品及びその他セグメントの売上高が増加したことから、132億50百万円(前年同期比4億21百万円、3.3%増)となりました。利益面につきましては、販売費及び一般管理費の経費削減のほか、製造コスト上昇に伴う販売価格の改定や生産性改善への取組みを行っているものの、原材料価格等の上昇や取引先との値上げ交渉の妥結の遅れに伴い採算性が悪化したことから、連結営業利益は1億45百万円(同1億84百万円、55.9%減)となりました。また、連結経常利益は、1億91百万円(同1億99百万円、50.9%減)、親会社株主に帰属する当期純利益は1億4百万円(同1億63百万円、60.9%減)となりました。
セグメント売上高のうち、調味料は、市場伸長が高い昆布・エビ調味料の販売強化や販売価格の改定に取り組み、液体調味料、粉体調味料の売上高が増加しました。その結果、調味料セグメントの売上高は、68億48百万円(前年同期比2億77百万円、4.2%増)となりました。
機能食品は、主力商品の苦戦が続いているものの、機能性食品素材は注力素材であるアンセリンが堅調に推移したことなどから売上高が増加しました。その結果、機能食品セグメントの売上高は、27億20百万円(同61百万円、2.3%増)となりました。
水産物は、中国向け海外販売が減少したほか、国内向けでは消費の低迷により外食・量販中心に販売数量は伸び悩み、低調な販売となりました。その結果、水産物セグメントの売上高は、23億48百万円(同1億73百万円、6.9%減)となりました。
その他は、その他商品の海外向け販売が伸長し、その他セグメントの売上高は、13億33百万円(同2億55百万円、23.6%増)となりました。
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