自分自身が開発に携わった素材を研究開発／2017年入社 |
長い期間を経て新しい素材を私の所属する機能性素材開発グループは機能性素材に関する基礎的な研究、お客様の配合品の含量分析、工場製造への工程の最適化や、展示会、営業同行を通じての提案業務など、機能性素材に関する様々な業務を担っています。中でも私は新製品の開発を任せて頂いており、開発対象の選定や、市場調査、分析方法の構築、機能性の研究や情報収集など、日々幅広い業務に奮闘しています。機能性素材の開発には長い期間と多くの課題解決が必要ですが、一つずつ確実にデータを積み上げていくことが大事です。 |
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学生時代からの延長線で大学院時代にYSKとの共同研究に基づく研究を行っていました。当時の研究は主に細胞を使用して実験を行っていましたが、研究対象としていたものが食品の形になっていく過程にとても興味があって、志望しました。YSKは原料メーカーなので、素材の機能性研究が出来ると感じたのも決め手の１つです。実際に入社してみると素材が世間に出るまでに予想していた以上に多くの人の尽力がある事が良く分かり、その一助を担う事の責任を感じています。 |
実験を繰り返した先に以前お客様の製品にYSKの素材を配合した際、成分の含量が保存中に減損してしまう事がありました。その際には数パターンの配合で保存を行い、どの原料や条件が減損の原因なのか特定する実験を繰り返しました。実験室で試薬を扱っているだけでは実感することのなかった、食品として配合することの難しさを感じた経験でした。最終的にデータをまとめお客様に新たに配合を提案することが出来き、達成感とやりがいを感じたことを覚えています。 |
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社会の役に立つ素材を創る自分自身が開発に携わった素材を世の中の方々に届けていきたいです。そのために今は企画業務を中心に行っています。大学では機能性研究しか行って来なかった事もあり、初めての経験だらけで四苦八苦していますが、同僚や上司は相談しやすく、取り組み方に困っているとなれば多くの人が手を差し伸べてくれます。「社会の役に立つ素材を創る」という目的を見失わず進んでいこうと思います。 |