チームの一員として働いている |
様々な切り口で提案をYSKでは主に調味料と機能性素材の製造・販売をしていますが、私は機能性素材を専門的に取り扱う部署で営業をしています。多くのメーカーや商社にYSKの機能性素材の良さを伝え、サプリメントや食品に配合していただけるよう、商談やプレゼンテーションを行っています。商品を検討していただくにあたり、素材の良さだけでなく、市場性や他社製品との違い、安全性など、考えることはたくさんあります。また、同じ会社への提案だとしても、相手が企画の方なのか、開発担当の方なのか、資材・原料担当の方なのか、立場によってニーズが異なってくるため、すべての方に納得していただけるよう、様々な切り口での提案が求められる仕事です。 |
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提案型の営業がしたくて私は、食品もしくは化学系のBtoB企業で提案型の営業がしたいと思い、就職活動をしていました。特に水産系を志望していたわけではないのですが、偶然訪れた会社説明会で先輩方とふれ合い、その雰囲気に魅力を感じたことがきっかけで、この会社の一員になりたいと思うようになりました。また、YSKのエキスや調味料というのは、単体で味が完成するものではなく、「この素材にこのエキスを添加して、新たな食品を作りませんか？」といった提案ができるような、無限の可能性を秘めている原料となっています。自分の個性を生かした営業スタイルが取れる点も魅力のひとつでした。結果として現在は機能性素材の営業を行っておりますが、大学時代に理学部で化学を専攻していたこともあり、機能性素材のことを知るのは楽しいですし、調味料と変わらず様々な形態での製品提案を行っているため、自分らしさを出しながら仕事ができています。 |
お客様に寄り添いながら営業職は、社内で唯一取引先のお客様と直接関われる部門であり、知識や営業スキルだけでなく、自分自身の「人間性」や「誠意」も売りにできる素敵な職種だと思っています。お客様の要望を引き出すためには、何度も面談を重ねて、信頼を得ることが必要になります。たとえ社内にどれほど優秀な開発者が居たとしても、お客様の要望を引き出し、開発担当に伝えることができなければ、お客様の望む製品は作れません。YSKの顔としてお客様と良い人間関係を築き、社内と社外を繋いでいく、大事な責任を感じています。 機能性素材に関しては、1つの商品を作り上げるまでに早くても1年、長いと4～5年以上を要することもあります。根気強く何度も提案を続け、お客様とともに課題を解決しながら少しずつ具体化していきます。やっとの思いでご採用をいただいた後にも、機能性表示食品の届出や分析などが控えているため、発売までサポートを続けます。健康を増進する素材になるので、お客様からかなり細かい指摘や質問を頂くことも多く、大変ではありますが、その分思い入れも強くなりますので、実際に店頭に並ぶ姿を見た際には部内みんなで喜びを共有しています。 |
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機能性素材分野を大きくする比較的少人数で構成されている部署であり、密にコミュニケーションをとっているため、何かあったらすぐに相談や報告ができ、とても居心地が良い職場です。お客様にはそれぞれ担当者が付いてはいますが、その人がひとりでお客様を相手にするのではなく、担当が中心となって部内みんなで助け合ってお客様と向き合っているところが、私はとても好きで、「チームの一員として働いている」という自覚と責任を持つことができ、諦めないで仕事に向き合おうと思うエネルギーになっています。 YSKの事業は調味料がメインとなっており、今はまだ機能性素材分野の割合が小さいですが、YSKの技術力はとても高く、魅力的な素材が多くありますので、その高い品質と確かな技術力を武器に、今後はもっと機能性素材の分野を大きくして、会社を支えられるくらいに強い事業にしていきたいと思っています。 |